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投稿日 10年9月10日(金)00時27分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 13

スツールから降りた。
ひざまづいた。
若いカップルに向かって
股間をさらし、激しく指を使い続ける女の手を
性器からどけると
そのまま
ぐっしょりとぬれた部分に顔をうずめた。
隣席に倒れこむような姿勢と異なって
口を
舌を
解き放たれたように
自由に動かすことができる。
アクア・デ・ジーオの香りが濃度を増し
その芳香のなかに
かすかな潮の香りと
わずかなメスの香りが混じりこむ。

濡れる。
ずぶずぶと濡れる。
垂れる。
ぼとぼとと垂れる。
流れる。
じゅるじゅると流れる。

ただでさえ、すでに大きなシミをつけた
半脱ぎの紫のTバックの
あるかなしかのクロッチの上で
卑猥な紋様がさらにひろがり
そして
そこを経由して足元にひろがってゆく。
「ああ、そこ。だめ、そこ。」
そう言いながらもさらになめやすいように
開脚度をまし
おまけに性器を突き出すようにした。
もう一度スツールに浅く座り直す。
なおねばつくクンニリングスがほしいからだ。
「いい。いい。なめて。もっとおおお。」
「また、ヘンになる。ヘンになる。」
両足を肩に乗せて
さらに大きくひろげ
クリトリスの凸から
アヌスの凹まで
べろべろとなめ上げ
ヴァギナの両側に押し付けるように舌をまわす。
「ああ。また来る。来る。」
愛液がぴゅぴゅっとふきだし
顔がべっとりと濡れる。

それでも、なおやめなかった。
「ああああああああ。」
さらにすさまじい
直接的なクンニリングスの光景が
若いカップルの前に広がる。
「みてえ。みてえええ。」
「いくううう。」
全身がうち振るえ
かなりの激しさで登り詰める。
スツールから落ちないのが
不思議なくらいだった。
若いカップルは
魅入られたように見つめている。
そして、暗示にかかったように
お互いの性器をなであっていた。
さっきまでの恥じらいを含んだ、
むしろおずおずとした態度と違って
かなり興奮している様子が見て取れた。
特に女性の方が淫らになっていた。
指を使う男の未熟さを補うかのように
自らの股間の小さな突起をつまんではもみ上げ
負けじとM字に足をひろげ
これまた、ぐっしょりと濡らした
みずみずしい桃色の性器をさらしては
観客の視線を確認しだした。
この若い娘もこうして
少し歪んだ性の美学のなかに
耽溺してゆくのだろうか。

なめ続けた。
高みに達してもなお同じ姿勢でなめ続けた。
何度かヒクヒクと感じていたが
やがてスツールから
ずり落ちるように降りてきた。
こちらに襲いかかるように
身体を投げ出してくる。
自然と上質のウッドフロアの上に
仰向けにさせられる。
挑みかかるようにこちらの衣服をはぎとり
しどけなくまつわりついているだけの
自分のそれも
勢いよく脱ぎ捨てた。
片足に残った紫のTバックが余計に卑猥だった。
天を突く男と、
垂れ続ける女を
つなぐのかと思ったがそうではなかった。
こちらの顔にまたがってくると
愛液を流し込むかのように口をふさいだ。
手を後ろに回し
佇立をしごきながら
激しく腰を前後に振る。
こちらの口で自らの性器をしごき、
こちらの口にほとばしる愛液を注ぎ込み
こちらの口をオナニーの替わりに使っている。
「すごい。すごい」
「これ、すごい。感じる。すごい。」
べとべとになった顔を突き上げた。
さらに強く吸い付いた。
さらに激しく啜った。
さらに強く噛んだ。
「あっ。それ。」
「そこ。そこ。」
「もっと吸って。もっとなめて。」
「うわああ。い。いくう。」
再び痙攣。
再び噴出。
その後の静寂。
たまらず、こちらの頭越しに
体を前方に投げ出す。
そして…
「見て。見て。イクとこ見てて!」
と叫び硬直する。

同時に、激しい視覚と
パートナーとのしごきあいに耐え切れず
若い女も体を震わせて
愛液を噴出させ、
若い男のペニスの先端からは
白い粘液が激しい勢いで飛び散った。

(続く)



投稿日 10年9月9日(木)09時36分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 12

不自由で不自然な姿勢は
時に感覚を倍加させる。

このときがそうだった。
隣のスツールから倒れこんで
抜き出して佇立させたペニスを
じゅるりと呑み込んだ。
ちょうど助手席から体を乗り出して
フェラチオにふける
カーセックスの始まりの形だった。
舌の動きも
吸い込み方も
歯を立てるさまも
やはり淫らそのものだった。
カウンターの上でさりげない風を装うが
時に「うっ」と眉をひそめてしまう。
このときバーのスツールの後ろの
妖しいコスチュームを付けた
トルソに囲まれたスペースのソファでは
いつ来ていたのか、
まだ若いカップルがぎこちなく座っていた。
指でかき回すさま
ペニスをくわえて顔を上下するさま
が手に取るように見えたはずだった。
事実、ふりかえって見てみると
四つの瞳が熱く注がれていた。
女がフェラチオを中断して
そのカップルに
にっこりとほほえみかける。
「さあ、あなたたちも」
「あとで一緒にね」
「見てね。見ててね。」
そういうと、自らの手で性器をかき回しだし
いっそう激しく口を使い
そのさまがもっとよく見えるように
身体をひねりスツールの角度を変えた。
見せることで、今日もたかまりだしている。
指を伝う愛液の量でそれがわかった。
「ああ、見られると、見られると…」
「濡れるの。濡れるの。いっぱい」
自らの指で高まってゆく過程。
おいしそうにペニスをしゃぶる光景。
すべてさらしながら
もう抑制が効かない
高みにのぼりつめている。
まだ青さが残るそのカップルも
ここまでの刺激に
我慢ができなくなったのだろう、
男は乳房を吸いながら
スカートの下に手を入れて
これも小さなパンティを
ひざまで下ろして
性器に指を這わせている。
女はベルトをはずして
佇立するペニスをつかみだし
こちらの女性と
同期するかのように同じペースで
フェラチオを開始した。
もちろんときに視線を交錯させながら…

ぬちゃぬちゃ
べちゅべちゅ
じゅぶじゅぶ
という音が静かな空間に響きだすと
「ああ」
「ああ、ああ」
「いいの、いいの」
というあえぎ声が
コーラスのように重なり合い
やがて
「いいのよおお。うわあ」
「いっちゃう、いっちゃうよおお」
「いくうううううう」
と絶叫の合唱になった。
痴態の見せ合いは
視線の数の足し算ではない。
掛け算。
時に乗数。
比較にならないほどの快感を与え合いながら
アクメに向かって駆け上ってゆく。

突然、
「うっ」という低いうめきが
ソプラノの合唱にまじりあった。
たまらず、若者が
精液を女の口に注ぎ込んだ。
眉をしかめ、それでも必死に
その愛の証を受け止めようと
嚥下する姿がかわいらしかった。
唇の端から濃厚な液体をたらしながら
恥ずかしそうに
でも、うれしそうに
微笑んでいる。
若さへの嫉妬がこみ上げてくるのは
こんなときだ。

少しの中断だったが若者のペニスは
早くも再び天をついている。
少しの中断だったが女の性器は
前にもまして愛液をほとばらしている。
二度目の射精に向けての行為が再開されたが
こちらは悲しいかな始まったばかりだ。
高まり方はゆるい放物線でしかない。
直線的に伸び上がる若さは、
もうとうにおいてきてしまった。
その無念さをはらすかのように
指を激しく使う。
前後に動かすだけでなく
入れた指を百八十度ねじりながら
出し入れをくりかえし
時に指先を曲げて
クリトリスのちょうど裏側のあたりに
くちゅくちゅと刺激を加える。
この刺激と、
卑猥な体勢と、
見られる快感が作用してか
「いくうう。吹いちゃうう。」
「あ、やだ。やだ。」
「やだああああ」
そう喚くと、まるで失禁したかのように
はげしく噴出させた。
「みてええ。吹くとこみてええええ。」
「み、みてええええ。」
カップルの方に思いっきり開脚させて
ぴゅうぴゅうと透明な液を撒き散らす。
なお抽送をくりかえすこちらの指の間から
ふきだし、流れだすさまはとてつもなく卑猥だった。
若いカップルの目が
しばし釘付けになったかと思うと
次の瞬間には模倣が始まった。
だが、潮を吹く前に高みにのぼってしまうらしく
再現はならなかった。
「ね、ね。またして。まだ出すから」
「あなたたち、見てて。見てて。」
「ああ、そう。そう。その指よ」
「で、出る。噴く。吹くよおお」
「みてええ」
「ほらあああああ」
スツールをぬらし
「だめ。吹いちゃう。」
ずりおろしたスカートをぬらし
「うううううう」
言ったとおりに紫だったが
思ったよりはるかに小さく卑猥な
Tバックにじゃあじゃあと打ち水をしながら
鋭い高みに達する。
スツールの上での不自由な、
それだけに限りなく卑猥な身体の交錯。

若いカップルを巻きこみ、
知らぬ間にさらに増えていた観客の視線を
意識しながら、ショウはなお続くようだった…



投稿日 10年9月7日(火)23時22分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 11

携帯のナンバーは既にきいていたが
メールで連絡をとりあった。
そして出会ったのは、
静かな狂乱の夜から2か月ほど後だった。

緊縛されてよがっている写真を
送ってくるくらいだから
明らかに淫らな女のはずなのだが
外見からはまったくうかがえない。
むしろ凛としたOLの風情だった。
確かにメールから推測すると
IT系のコンサルタント会社のようで
しかもそこの社長秘書のような
仕事をしている風情だった。
その落差が強烈なだけに
淫らな行為がいっそういやらしく見えた。
広尾のワインバーで軽い食事と軽いドリンク。
こんなとき飲めない自分は
とても情けなく思う。
人生の半分は損したような気分だ。

今日もシガリロだった。
今日もアクアデジーオだった。
今日もすっきりとしたファッションだった。
だが、わかっていた。
その下には性器に食い込むTバックを履き
その小さなクロッチの前を
既にしっとりと濡らしていることを。
「何色?」
それだけでわかる。
「紫。でももう黒くなってる。」
高めの椅子に取り付くように座っているから
スカートの下に簡単に手が入った。
ガーターとストッキング。
そして確かにじゅるりとした手ごたえがあった。
「ほんとに濡れてるよ。」
そう言うと、この間と同じように
湿った指をさりげなくしゃぶる。
「ああ。やだ。」
「この間と同じ味がする。」
「いや。」
そう言いながらグラスを飲み干す姿が
やはり、さまになっていた。

若い頃のように先を急ぐことはなくなった。
だから、たとえここで
「さよなら」になっても悔いはない。
ゆっくりと流れる時が楽しめれば
それだけでもよくなってきている。
そう書けば恰好はつくが
逆に老いを感じてため息が出ることもある。
目をぎらつかせて
むんずと女の手をとってでも
セックスに連れ込むような余裕のない欲望が
かえってうらやましいから不思議だ。
「あれから何度か行った?」
「うん。細いのも太いのもあった。」
「酔っ払ってそのまま朝まで寝てたりもした。」
こんな危険な会話をはさみながら
しばしとりとめのない時間を楽しみ
時に太腿に這わせた手の感触を楽しんだ。

表通りで車に乗り込んだときには
もう人目も構わず
唾液をむさぼりあっていた。
キスを交わしながら
アクアデジーオの香りを思い切り吸い込む。
別れた女との狂ったような情事がよみがえり
手がおのずと動いて
スカートをまくりあげていた。
乳房をもみながらTバックをずらして
濡れた性器に指を入れ込む。
さすがに人通りのある路上に停めた車の中で
カーセックスはできないが
淫戯をしばし楽しむ。
この女も少しもためらわずに
こちらにこたえている。
ズボンの上からだが
たかまりをなでまわしているのだ。
ようやく車を出す。
といっても10分足らずで目的地に着く。
だが、その短い間で
こちらの手はべとべとになっていた。

少し離れた目抜きでは
再開発が進行しているのだが
今夜もその一帯は静かだった。
誰何され、会員番号をつげると
重々しくドアが開くのも前回と一緒だった。
カップルで来たことに
マスターが意外そうな顔をする。
こちらが日本を離れている間にも
何度かここを訪れている常連の女と
殆ど一見でしかない男の組み合わせは
確かに意外なのかもしれない。

この間と同じように
カウンターの席に着く。
バーテンの他に
まだうら若い美女がカウンターの中にいた。
あどけない顔をしていて
とてもそうは見えないが
この娘も興が乗れば縛られて
カウンターで性器を晒すのだと言う。
他に客はいなかったが
聞けば螺旋階段の下の例のスペースには
3組ほどの客がいると言う。
確かにときどきあえぎ声が聞こえてきていた。
そんな声に触発されるように
隣りに座る女のスカートの中に手を入れる。
さりげなく話しながら
車の中では届かなかった部分にまで
中指を入れてかき回し
とがり始めたクリトリスをさすった。
女の手も
今度はこちらのジッパーをおろし
メンズのTバックから 
硬くなったペニスをつまみ出すと
ゆるゆるとしごく。

意図的に取り澄ましたカウンターの上の
会話の交錯。
ひどく欲望をぎらつかせたカウンターの下の
指技の交錯。

カウンターの上のアルバムの束に
この間はなかった新しい一冊が追加されていた。
何気なくめくると
この間、うっとりとした目で
こちらの淫れかたを見つめていた
あのゴージャズな女が
何枚かの写真になっていた。
カウンター席の後ろのスペース、
プレイスーツをつけたトルソが並ぶ場所で…
下の階へと続く非常階段のなかほどで…
そして、露出しながら性交するベッドの上で…
最初は、これまたゴージャズで
小さなランジェリーをのぞかせて
男にもてあそばられ
次には、乳房を吸われながら
Tバックの前に自らの指を這わせ、
そして、ついにはアクセサリーだけをつけた全裸で
よく手入れされたヘアの陰から
性器を惜しげもなくさらし
何人かの男とつながっては
喜悦の表情を晒す、
そんなプロセスがはっきりと映っていた。
この間は見学だけだったはずだが
やはり、ここの妖しい雰囲気に
呑み込まれたのだろう。
をれにしても大胆だった。
ネットに流出したらとんでもないエロ写真だ。
もし雰囲気どおりにタレントだったりしたら
どうするのだろうか?
「このお客さん最近よく来ますよ。今日もたぶん。」
マスターの何気ないつぶやきを聞きながら、
この写真に触発されたかのように
指を回転させるテンポをアレグロに速めた。
「ああ。またこの指が。」
「抜く?」
「いやっ。抜かないで。」
そう言いながら
もっとかき回しやすいように脚を開いてくる。
ちらっと下を見るとスカートは完全にずり上がり
紫のガーターと小さなパンティがのぞく。
その前の黒いシミと濡れた太腿の一部までが
目に飛び込んできた。
凝ったレースの使いようは
写真の女にも劣らない。
じわり、じわりと性感が高まってくる。
やがてたまらなくなったのか、
隣席から倒れこんできて
しごいていたペニスを口に含んだ。

口に残っていた冷えたウィスキーがたらりと伝わり
アクアデジーオの香りが一段とたちのぼった。
また狂気の夜の始まり…

(続く)



投稿日 10年9月6日(月)23時46分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 10

ハプニングバーでの一夜は
まさに静かで、そのくせ狂乱の一夜だった。

あくまで上質な空間。
それには不釣合いな欲望の渦。
それもぎらぎらしたそれではなく
もっと深く耽美に沈んだ性への渇き。
上品なコロンの香りに消される
したたる愛液の匂い。

恥戯のきわみを惜しげもなく晒したアルバム。
トルソに並んだプレイスーツ。
それを着込み、隣の席の男に
股を広げた女性。
白い肢体に静かに襲いかかる男たち。
脱ぎ捨てたTバックの上に
ぼとぼとと垂れる愛液。
そんな中で、ソファのうえの全裸の女性を
登りつめさせる男たちを
うっとりとした表情で見とれる美女。
しばらくは、こんな光景がフラッシュバックのように続いた。
それらは行為そのものより
はるかに性的な興奮を呼び
ときに佇立を促した。

ほぼ一週間後
くだんの女性からメールが送られてきた。
国境をこえるEメールはこんなとき便利だ。
その夜が楽しかったこと、
また、同じようにしたい、ということ、
帰国する時には連絡がほしい、
ということが書かれている。
そして、
「こんなことしました。」
というコメントがついた添付の写真。
あけてみて驚いた。
おそらく有名な六本木のSMホテルの部屋だろう、
そこで、この女性が
立ったまま目隠しされ、
万歳の形で天井から吊らされ
両足を大きく広げられている。
マスク状の物がはめられ
口の中にはボールが押し込まれている。
このままの形で淫語を浴びせかけられ
性器に玩具をおしこまれ
片足だけつり上げられて
放尿を強いられるのだろう。
乳房をとがらせ
写真では性器を晒してはいないものの
小さな下着の前には
淫猥なシミが浮き出し
太腿の内側には
ナメクジがはったような跡があった。
おそらくパートナーが撮った写真なのだろう
絶妙のアングルで
もだえる女の姿が刻み込まれていた。
この後、どうなったかは想像してほしい。
こんなことを、してほしい。
こんな風に愛液を噴出させてほしい。
という無言の、
だが雄弁すぎるメッセージだった。

かなりの美形で都会的なセンスにあふれ
知的な雰囲気を漂わせたこの女性の
見事なアクメの露出ぶりに
本能にひどく忠実なことは
とうにわかっていたが
SMにまで触手を伸ばしているとは思わなかった。
種々のプレイの経験はあっても
SMや強姦に興味が向かないこちらにとっては
いささか「引く」画像ではあったが
見とれてしまわざるをえない力があった。
あわてる必要もないのにいそいで返事を送る。
次の来日の予定。
そのとき、ぜひあいたいこと。
そして今度は二人で、
そのハプニングバーを訪れたいこと。

そして、およそ2ヵ月後、
おそらく20代後半か30代はじめの
この上品で淫らな女性に再会した。

(続く)



投稿日 10年9月5日(日)13時54分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 9

思わず心の中でにんまりとした。

やっと、視線を浴びながらの
一対一の性交にもつれこんだからだった。
多勢に挿入されるより
多勢に視姦されることで
より激しく感じる女だ、と思った。
だから動きはこのクラブにふさわしく
いくらか優雅であっても
結局、我先にと女体にたかる男たちの群れに加わらず
むしろ冷めた目で
犯され続ける女を見つめていた。
凝視。
凝視。
凝視。
案の定
その視線に鋭く反応して
じっと瞳を見つめあう結果になった。
もっともこちらの視線は冷めていても
ペニスは
天井にむかっていきり立っていたが…
もっとも女の視線はこちらに絡んでいても
性器から
はどくどくと汁を出し続けていたが…

結局、濡れたソファが
性交の舞台になった。
つながる二人を
早めに果てた他の男たちが
取り囲んでじっと視線を注ぐ。
鑑賞しながら回復を待つ風情だった。
女の枕は肘掛。
こちらの枕ももう一方の肘掛。
性器をつないだまま腰を浮き気味にして
皆に良く見えるように反り返る。
クリトリスの上に薄めのヘアを
申しわけ程度に残しただけで
きれいに剃毛してあるから
ペニスの送り込みにつれて
巻き込まれ
ペニスを引くにつれて
追いかけるようにまくれる
桃色の陰唇が暗めの照明のもとでも良く見える。
「見てね。見てね。」
「乱れてるの。乱れてれるのよ。」
「見られると、見られると…」
「狂うの。狂うの。」
「ほらああ」
とてつもなく卑猥に
出入りを繰り返すペニスが
埋めこまれた隙間からにじみ出る愛液に
ぬらぬらと塗りたくられ
わずかに光を反射する様が
ひどくいやらしい。
すさまじい卑猥さに
男たちは手をだすことを
忘れ去っているかのようだった。
視線だけが先ほどの精液のように
乱れる女体にたっぷりと注がれる。
かっと目を開けて人数の倍の
ぎらつく視線を認めると
「ああー」
「いいー」
「おおー」
「う。うわ。」
と満ち足りた母音を吐きながら
腰をくねらせ
ゆすり
つきあげてくる。
ペニスを追いかけて
相変わらず陰唇をめくりあげているのだが
乳房をもみあげ、ねじっていた白い手は
ツーと下がってきて
出入りするペニスのすぐ上で
狂い咲いているクリトリスの
固めのつぼみをはじきだす。
もう何度目かわからなくなった
アクメがまた押し寄せかかっている。
「見られると…」
「何度でもイクの、私。」
「今も。今も。」
「く、来る。」
「見てえええええ。」
「す、すごいのよお。」

陰唇がうごめき、
次に締まり
次に痙攣し
次にその震えが全身に走った。
必死にこらえる。
体力のないこちらにとっては
明日のスケジュールが頭をよぎるから
放とうとは思わなかった。
だから、かえってこちらに同期せず
イキまくる女は好都合だった。
半分、失神したようになった女の体をいれかえて
こちらは立ち上がり後ろから突きあげる形をとる。
激しく送り込み、再び登りつめようとする途中で
見つめている男たちを手招きする。
するりと身体を翻して行為を替わって「もらう」。
こちらに比べてはるかに体力がある連中だ。
もう回復しているだけに
メス犬のように
高く掲げられた性器に取りつくのに
まったく遅滞がなかった。
もちろん、ここまできた以上は
射精にまで至りたかったのだが
はじめてのハプニングバーで
十分に「露出性交」を楽しんだ。
満足だった。
さすがにのろのろと
離れた絨毯の上に脱ぎ置いた
メンズのTバックやら、シャツやら、
ズボンなりを身に着けようと
もうひとつのソファの方に全裸で移動する。

確かにさっきから気配はしていたのだが
そちらのコーナーでも
やはり淫美な世界が展開されていた。
かなりの光景が広がっていた。
自らにかまけていたためか
ここまでとは思ってもみなかった。
ソファの横で獣のように
交合をくりかえす男女が二組。
後背位で襲われる女性と 
正上位で犯される女性が
ねっとりとキスを交わしながら
これも愛液を噴出しつつ
大きなペニスを呑み込んでいる。
その横で、そのさまを見ながら
確かこちらの女の性器で蠕動していたのと同じ
バイブレーターを突っ込んで
よがりまくる単独女性。
この女性もぴゅっぴゅっと
吹き散らかしていた。
性器だけではなく
肛門にまでローターを入れている。
そして、その単独女性の口めがけて
先ほど上でしらけていた白人が
長めのペニスを突き出して
まさに突進しようとしていた。
ソファのもう一方のかげでは
なぜか全裸で赤い紐に複雑に縛られた女性が
性器に紐を食い込ませる様を晒し
紐にべっとりとシミをつけながら放置されていた。
そして、ソファの中央には
全身をブランドで固めたような
ひどくゴージャズな女。
女優なのかもしれないが
その世界にうといこちらには
どこかで見かけた程度の印象しかない。
バーテンがそばに座って
なにやら説明していたから
まさにお嬢様の下見の風情だった。
だが、そのきれいな目は既にかすんでいたし
パターンが浮き出たストッキングの上から
ガーターをかすかにのぞかせながら
その手はすでにスカートの中に入りかかっていた。

暗い照明ではみてとれなれないが
脱がせばいささか露出過剰な下着に
大きなシミをつけているはず。
きっと、この女性もあと一時間足らずで
進んで身を開き狂気の世界に耽溺してゆくことだろう。
「お連れ様はとうにお帰りになりました。」
その声を背に、この淫靡なバーを後にする。

メールは交換してあった。
今宵の露出好きな女性から
果たしてどんなメッセージが来るだろうか?


(続く)



投稿日 10年9月4日(土)17時06分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 8

誰もが早いテンポで射精した。
もちろんコンドームは装着していたが
入れ替わりたち替わりの挿入は圧巻だった。

つくづく思うのだが
男の交合の姿は
女性のそれに比べて明らかに醜悪だ。
よほどでない限り
見とれるような身体の線を持つ男に
出くわすことはない。
人にもよるのだろうが、
ボディビルで鍛えた筋肉だけの身体など
本人は見せたがっても、こちらとしては願いさげだ。
対比の妙。
そんな醜悪な男たちに取り囲まれた女性は
ひときわ美しく、妖しく輝く。
佇立した男性器を口にくわえ、
もうひとつを脚の間に挟みこみ、
さらにもうひとつを滑らかにしごく
というあられもない姿でも
なお淫美。
ましてや、眉を寄せ
瞳を茫とさせながら
これみよがしに観客を探して
その視線に答えようとする様は
それだけでエロティックアートだった。

次々と男の身体が硬直する。
あるものはよだれが流れる口に
あるものは愛液が垂れる性器に
あるものは先走りで光る手に
それぞれが、それぞれのやり方で
吐精し。登りつめる。
一方、女性の方は行為そのものよりも
行為を露出するほうに気が向いているから
先ほどのようには達していなかった。
だが…
卑猥な流し目が
同じように行為そのものよりも
鑑賞に走ったこちらの
比較的冷静な視線を認めた。
じっとみつめあったまま
双方の瞳が動かなくなる。
互いの視線が外れない。
動かない。
動かない。
彼女にして見れば待望の
「注がれるような」淫猥な凝視だった。
こちらにして見れば
「射すくめるような」好奇の凝視だった。
陵辱される裸体は
かすかに反応しているだけだが
見通される心は激しい興奮を呼んでいる。

…こちらにだけ。

やがて
多勢に責められて、なお冷めていた目が
温度と濃度をあげて迫ったかと思うと
苦悶の表情を浮かべながら、
また、高みに登ろうとようやくあがきだす。
愛液の量がどっと増える。
肢体の硬度が増し
後ろに反り返ろうとする。
この変化を自らの行為への反応と
思いこんだ男たちが
よりいっそう、抽送に拍車をかける。
その行為とは明らかに同期していないのだが
どよめく男たちは
自らの欲望が先行しきっていた。
にらむような視線を注ぎかけたまま
「ああ」という風に
そのときは男を咥えていなかった口が
Oの字の形にすぼめられた。
ようやくみつめあったまま鋭く達する。
あくまで目は閉じられなかった。
互いの凝視は凍りついている。
「イクの。イクの。私、イクの。」
「ああああああ。」
「ああああああ。」
「いーーいいいい。」
「見てて。見てえ。」
今度は声が少しばかり大きかった。
男たちの何人かも感嘆の声をあげながら
何度目かの吐精をする。
男にとっても、女にとっても
脈動だけが支配する沈黙の瞬間だった。

激しい反応に男たちが一瞬身を引いていると
その間隙を縫うかのように
達したままの表情でこちらにむかって
意味ありげに顎をひいた。
吸い寄せられるかのように前進する。
鑑賞から行為への移行。
見詰め合ったままキスを交わし
迎えるように腰を持ち上げた女の性器に
極限までの高まりを
じゅぶりと送り込む。
この瞬間からこちらも観客を意識しだしていた。
絡んでいた二人の視線がようやく外れ
見られていることを確かめるかのように
別べつの方角に流れる。
「見せてる。みんなに見せてる。」
「つながってるの見せてる。」
「もっと見せたいの。」
腰をゆすり、突きあげながら女がささやく。 
行為に一段落した男たちが今度は鑑賞に回っている。
「いいの。いいの。」
「見られるのがいいの。」
噴出した愛液がこちらの太腿を伝わって
くるぶしを愛撫するかのように垂れ伝わる。
その感触が更なる興奮を呼ぶ。
徐々に終章が近づいてきている。

そのとき、あらためて周囲を見た。
こちらだけが
鑑賞されているわけではなかった…

(続く)



投稿日 10年9月3日(金)22時06分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 7

儀式はかなり窮屈な姿勢で始まった。

指を使いやすいように
舐めやすいように
もっとみんなに見えるように
イクたびに体を入れ替え
露骨な姿勢をとるにつれて
最後には、肘掛を枕にし
片足だけを高く持ち上げて
背もたれにかける、という
卑猥な姿勢に落ち着くことになった。
当然、性器は大きく口を開け
暗い照明の下でも見てとれる
ピンクの複雑な形状の奥襞も
陰唇がヒクヒクと収縮するところも
そこがどくどくと愛液を噴出すところも
その下にのぞくアヌスがうごめくところも
すべてをみんなの視線に晒すことになった。

数分前には激しく潮を吹いたから
下半身はぐしょぐしょに濡れている。
数分前には多めの精液をかけられたから
上半身はねっとりと濡れている。
ソファの上には大量の愛液があふれ
上質の絨毯の上にこぼれだすくらいだったから
背中までも濡らしているに違いなかった。
大きく股を開き、濡らした全身を
惜しげもなく男たちの視線に晒しながら
なお、不足かのように自慰をはじめるさまは
とてつもなくエロティックだった。

だが、先ほど仕入れた知識では
ハプニングバーでは
この程度は見慣れた光景だという。
確かに例のアルバムの中には
20人ぐらいの乱交風景もあったし、
5人ほどの女性が性器に指を呑み込み
並んでいっせいに愛液を噴出しているといった
すさまじい写真もあれば、
カウンターの上に上向きに寝転んだ黒人の
天を突く角度で露出した
巨大な陰茎にまたがる全裸女性の写真。
同じくカウンターに仰向けになった男を
一人は口、一人は性器を
まるで犯しているかのように塞ぎ
腰を遣っている二人の女性の写真。
淫靡でそのものの女たちの光景を見ると
ここが異教を信奉する
異境であるかのように思えてくる。

「見て。見てて。」
「また。またイク。」
今度は誰も手を出していない。
キスすらしていない。
バイブレーターも振動していない。
なのに、自らの手と指だけで
全員の視線を浴びるだけで
また達しようとしている。
片足を高く掲げた姿勢だけに
クリトリスをつまむ
細い指の動きが
性器の奥に入れ込まれようとする
とがった指の動きが
ワギナを撫で回す
柔らかな指の動きが
繊毛虫のようにヒクヒクうごめく
女性器の周囲を別のいきもののように
這い回る光景がすべて見て取れる。
「またよ。またよ。どうしてええ。」
「見て。見てええ。」
「私を見てっ。」
「うううう。」
「いくうううう。」
ささやくような音量が
それでも少しばかり高まると
以前にも増しての快感が押し寄せたらしく
濡れた下半身の上に再び垂らしながら
身体をガクガクと硬直させた。
そのすさまじい反応に
全員が息を呑む。
その妖しい光景に
全員のペニスが反応した。
よだれを垂らし
白目を剥いて
明らかになかば失神している。
自慰だけでここまで、と誰もが思った。

ようやく自らを取り戻し
目に光が戻った時、周りの男たちは
我慢できない、と言う風情で
最後の瞬間にむけていっせいに動きだした。
この女にとって挿入は意味がないようだが…

(続く)



投稿日 10年9月2日(木)01時34分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 6

「おまんこ」「まんこ」
「ちんぼこ」「ちんこ」
大声で淫語をわめきちらしながら
乱れ狂う女との出会いが多かった。

そのためか、この女のように
「ああ」
「いい」
「いくう」
と、ささやくように静かに、
だが、確実に壊れ、淫れてゆくのを
みていた経験はあまりなかった。
もっとも本人の中では
思いっきりシャウトしているのかも知れないが
低めのささやき声で
しきりに高まりを訴える様は
淫語の乱発にも匹敵する淫靡さだった。

わめかなくても、下の口は饒舌。
クンニリングスを続けると
顔がぐしょぐしょになるほど
愛液を噴き出す。
「ああ。見られてる。」
「いやらしい私、見られてる。」
確かに、5人もの真剣な視線が
こちらの舌と
愛液を吐き続ける性器との接点に
痛いほどに注がれている。
そして、暗いなかで白く浮き上がる見事な肢体に
5人の手がまるで千手観音のように
くねくねとからみつく。
さらに口、
さらに舌、
さらにペニス、
さらにバイブレーター…
右の耳たぶをかまれ
左の耳穴に舌をさしこまれ
右の乳房をつかまれ
左の乳首をなめられ
次々とペニスを口に押し込まれ
左の足指をしゃぶられ
右のふとももに吸いつかれ
バイブで性器をかきまわされ
そしてほとばしる愛液をしゃぶられる…

誰もが、こんな狂宴に馴れているためか
別にあせるようでもなく
次々と持ち場を入れ替えて
じっくりと嬲り続ける。
まるで妖しい宗教の儀式のようでもあった。
すでに見られることで
何度も登りつめているのだが
その肢体のくねり方を見ると
また波が押し寄せてきている。
「み、みんなで…」
ここで口に入れられた。
「わたひを」
バイブレーターが女性器に挿入される。
「うわっ。よろこばすうう。」
「うううう。」
「ねっ。ねっ。」
「またなの。またなの。」
「イクのよ。イクのよ。」
今度はバイブの代わりに
誰かの指がポイントを探し当てた。
「で。出るの。」
「でちゃう。」
「見てて。」
ただでさえ、びっしょりと濡れていた下半身が
この時、硬直すると
ひとつの身体に取りつく全員に
ふりかかるように
大量の液体が放出された。
それでも指の動きは止まらない。
「ね。ね。また出ちゃう。あああああ。」
放尿にも似た激しい噴出が再び始まる。
潮とアクメは同期しないと言われるが
そうでもないときがあるようだ。
嬉しそうで苦しそうな顔が
ひときわ美しく輝くさまに
男たちの静かな歓声。
吹きだされた潮に
顔を手を濡らした男たち誰もが
同じように感じたらしく
口々に、
きれいだ、
すてきだ、
の声がかかる。
そのおめきを聞きながら
「い、いくうう。」
「いいの。いいの。嬉しいの。」
「見、見ててええ。」
「みんなで見てえ。」
「イッチャうよお。」と
身体をそらせ、
震わせ、
硬直させ、
股を大きくひらく。
誰も手をそえていないバイブレーターの
くねりを呑み込んだ
桃色の性器をさらしながら
また、見事なイキざまを披露した。
たまらず、誰かが
少し上向きになった顔に
どくどくと白濁を射精した。
しばらくして何度目かの浮揚から半覚醒した女は
顎から乳房に垂れてゆくのもかまわず
うっとりと嬉しそうに
べろりと残滓を舌で舐めとる。

達した顔。
潮を吹いた時の顔。
顔に射精されたときの顔。
夢うつつのような表情は
暗がりの中でも
美しく、妖しくみえた…

(続く)



投稿日 10年8月31日(火)23時11分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 5

妖しく、美しく…
というコンセプトでつくられたこのバーは
それなりの成果をあげていた。

幾重にも重なる
半透明に透けるカーテンを揺らしながら
男たちにかこまれて
歯をくいしばり
よがり狂う様は
淫靡で隠微で因美。
アメリカではなく欧州の
名作ポルノグラフィを見るようで
その静寂が、饒舌な興奮を呼ぶ。

そう言えば、上の階の
さりげないバーカウンターの上に
置かれたアルバム帳には
カウンターの上で
多勢の男に性器を晒しながら
愛液を垂らしている女性たちの写真…
背後の床で後ろから突かれながら
這い回っては
性行為そのものを晒しているシーン…
これもカウンターの上で女性同士が
互いの身体を入れ替えて
激しく舐めあっている光景…
エナメルの黒いTバックから
濡れた性器をはみ出しながら
男にピンヒールを舐めさせている
Sの女性…
など、演出ではとてもかなわないような
なまなましい写真が収納されていた。
もちろん門外不出だが、閲覧は自由。
目線で隠すなどという野暮なことは
いっさいしていない。
百人を越す女性の顔が
すべてお構いなしに晒されているためか
その迫力は相当なものだった。
どの写真の女性も、おしなべて美人。
ナルシズムに酔いしれているのだから
自らの美貌に自信がなくては
こんな危険なアルバムなどできるわけがない。

いま、全裸でオナニーを露出し
バイブレーターに官能し
下からペニスで突きあげられて
淫れきっているアクア・デ・ジーオの女も
何枚かの写真の中で
確かに恍惚の表情を浮かべ
時に眉にしわをよせて
押し寄せる波をこらえていた。
その肢体。
その顔。
そのしぐさ。
その腰つき。
そして、その女性器。
それらは写真の中でも、
現実にうごめいていても
やはり美しかった。

下から突きあげるのにいささか疲れたのか
それとも快楽を
先延ばししようとしているのか
それとも射精しないまま
半端にイッたのか
背後にまわった男が
てらてらと光るペニスを
ずるりと抜き取ると
一休み、と言う風情で
体をずらして肘掛にもたれかかる。
挿入よりも見せることに快感を感じている女は
抜かれたペニスを追いかけるでもなく
革張りソファの上にたまった自らの愛液を
中指ですくってはしゃぶりだすのを
見せつけていた。

視線を意識してさらに足を広げ
奥まで晒される桃色の濡れそぼった性器に
アクア・デ・ジーオの官能に
誘われるように舌を這わしていく。
太腿を甘くかむ。
「ああ。」とため息がこぼれる。
突起したクリトリスを強く吸う。
「うわっ。」と短く叫ぶ。
愛液が回り込むアヌスを舐めあげる。
「く。く。く。」と声が漏れる。
ぷっくりと膨らんだ周囲に丹念に息を吹きかける。
「あ、あ、あ。」と頤を反りあげる。
そして、泉のように湧き出す中心部で舌を回転させた。
「見て。見て。イクの見てええ。」

抑えていた声がここで開放された。

身体全体がぶるぶると震え
コロンとメスの香りの液体が
こちらの顔に激しくふりかかる。
両方の腿で頭を強くはさまれる。
見事なイキざまだった。
長いイキざまだった。
激しいイキざまだった。
全身をひくつかせている最中も
顔にかかるのを気にせずに
クンニリングスを続けると
大量の愛液がソファから絨毯の上に垂れだし
片膝をついたこちらの太腿に
ぬるく降り注いだ。
固唾を呑んで見つめていた男たちが
この時、いっせいに動き出す。
陽気な二人連れの片われは
ソファの背後から乳房をもみあげながら
半開きの口に吸いつく。
さっき中途で放棄したもう一人は
再びトランクスを下ろして
挿入しようとする。
背後に回っていた男は
肘掛にもたれかかったまま見学に回って
佇立したペニスに女の手を誘っている。
知らない間に来ていたもう一人の若い男は
こちらの横に入り込んで
方足を高く持ち上げて
細い足指を舐めていた。
全裸の女に全裸・半裸の男が
5人取りついている。
アクメから戻りかけた女は
5人もの男に嬲られている自らの様に
「あー。あー。」とうれしそうに声をあげ
再び波に呑み込まれようとしていた…

その女の茫とした瞳はそのとき
どこにも焦点を結んでいないくせに
妙にきらきらと美しかった。

(続く)



投稿日 10年8月30日(月)00時23分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 4

地下2階のバーのさらに下のスペース。

赤を基調にしたエロティックな照明の中。
幾重にも重ねられた
透けた布地のカーテンで仕切られた
部屋のソファの上で
白く浮き立ってのたくる女体。
その周りで黒くうずくまる複数の男たちの影。
熱く注がれる視線を意識し、
鋭く感じて愛液を垂らしながら
ペニスをしゃぶり続ける。
背後から抱きしめている男性は
いかにもこの女性の扱いに手馴れているかのように
もっと視線を浴びるように
身体をくねらせることを要求している。
その手はたくみに動いて
ワギナをなで上げ、
クリトリスをつまみ
中心に指を埋める。
「あああ。」
快感と酒に酔いしれて
全身を震わせながら
こちらのペニスを咥えて
ぬるい唾液で包み込む。
「出ひて。出ひて。飲みたい。」
そう叫びながら高みに登ってゆく。
夢中になって女の口に
いきり立つペニスを送り込む
こちらの肩が、その時とんとんとたたかれた。
振り返ると悪友がにやりと笑っている。
そして、大きなバイブレーターを手渡すと
再び視界から消えていった。
「?」と思いながらもせっかくのバイブを
さっそく使ってみた。
くねくねと動き
根元がぐるぐると回る。
そばにある小さな突起が
ぶるぶると振動している。
それを目の前でかざしただけで
女の目がギラリと光り
うれしそうにため息をついた。
目盛りをフルにしたまま
ひざまずいて
ぐしょぬれの女性器にいきなり突っ込んだ。
おそらく硬くなったペニスを
女のアナルのあたりに押し付けている男に
後ろから羽交い絞めにされたまま
のた打ち回るさまは
快感と苦悶が共存しているかのようだった。
「うわ。うわわわわ。」
「わあああ。」
太腿がビクビク痙攣する。
だから、手を離しても
そのまま太いバイブを呑み込んだままだ。
ウイン、ウインという卑猥な羽音と
女のたかまりの喘ぎが
妖しいスペースに響き渡る。
いまや陽気だった二人組みも
真剣そのものの顔つきになって
このとんでもない光景にじっと見入っている。
「イクよ。イクよおお。みててえ。」
「見て」ではなく
「見てて」という要求が
彼女の心理を物語っている。
そしてみんなに見せつけるかのように
バイブを性器に咥えたまま
すさまじいイキ様を見せた。

激しくたちのぼるアクア・デ・ジーオ。
語りかける官能の香り。
佇立したペニスを挿入しようと思ったのだが
良く見ると、彼女の性器の中には
バイブレーターにとってかわって
羽交い絞めの男のペニスが
既に呑み込まれていた。
突きあげられている。
下から、後ろから激しく突きあげられている。
いま、高みに登りきったはずなのに
もう、感じている女体。
剃毛されているうえに
ぎりぎりまで開脚しているから
愛液で包み込み、ヌラヌラと濡らしながら
出入りを繰り返す太い男性器が
すべて見て取れる。
まるでAVのシーンだ。
「みててええ。」と喚きながら
間をおかず、再びの高みに登る女の美しい肢体。
白い蛇体を中心に
ぎらぎらと目を光らせながら
うごめく半裸・全裸の男たち。

まるで異形の聖餐のような儀式もまた
高まりを見せている。

(続く)



投稿日 10年8月29日(日)13時38分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 3

トワレなのにパルファンのように
妖しく香り立つと
それが欲情のきざしだった。

わかれた女とのセックスはいつも強まってゆく
この香りの中だった。
そして、いまコスチュームを脱がされかけている
この女からも
同じように濃度を増した甘い香りが湧き立った。
ソファに座った女の目は
既にかすんだようになり
上唇がめくれ上がっている。
大きくはないが形のよい乳房が
唾液のあとを強調するかのように
薄絹のプレイスーツから
飛び出してしまっている。
乳首は固くとがって唾液での愛撫を待っている。
淡い紫のTバックの前にはべっとりとシミ。
そのシミをこちらに見せつけるかのように
舌なめずりをしながらM字形に足を広げる。
「ああ」と短くため息をつきながら見つめる先には
クンニリングスを始めようとするこちらだけでなく
わいわいと言う感じで、ついておりてきた
4人ほどの男たちの期待に満ちた表情があるはずだった。

「見られている」という意識が行為を加速する。
ソファの上で開かれた股間に
正面から対峙する形でひざまづきながら
ぐっしょりと濡れた小さな布を取り去る。
ガウンのようなしどけないコスチュームは
女が自分で取り去ってしまった。
黒のレザーのソファの上で
性器の桃色をのぞかせた白い裸体が
粘つく視線を浴びてひくひくと悦んでいる。
ジャケットをとり、
シャツを脱ぎ
ズボンをおろし
メンズのTバックから足を抜いて
ためらいもなくこちらも全裸になった。
そして顔を
開かれた太腿の間に進めてゆく。
立ち昇るアクア・デ・ジーオ。
それにかすかに混じるメスのにおい。
舌をすぼめてそのままクリトリスを舐めあげる。
ヘアはほとんど剃毛され、
かすかに名残を残すだけ。
どくどくと愛液を吐き、
レザーのソファの上に
卑猥な「水たまり」をつくりだす。
その甘い性器を舌でたっぷりと味わうと
「ああ。いい。」
と声がもれる。

長いクンニリングスに徐々にたかまり
蛇のようにうねりだし、
のたうちまわる白い肢体。
部分照明を妖しくも巧みに使った暗い部屋の中で
そこだけが春画のように浮き上がる。
「いい。いい。」
先ほど交わしたキスの要領で
ねっとりとした唾液を
蠕動する性器に送り込む。
そして、次は愛液を含んだ口でキスを交わす。
また、性器にもどる。
観客の視線を意識しながらだから
ひとつひとつの行為が
いやでも芝居がかってくる。
「ああ。見られてる。」
「見てほしい。もっと。」
深いため息も、
頤を持ち上げるしぐさも、
髪を振り乱す動作も、
そして、上の口と下の口との接点をより見せるために
くねる太腿を広げるさまも…
どれもが流れるようにさまになっていた。
やがて裸の女を後ろから抱えるようにして
初めて見かける男性が参加してきた。
後から、このフロアに下りてきたのだろう。
いかにも手馴れた様子をみると
この女性との恥戯を何度も経験しているに違いない。
こちらがさらに舐めやすいように
そして、卑猥な形がもっと見えるように
手を伸ばして太腿をさらに押し広げる。
こちらがキスをしている間は性器に手を伸ばし
クンニリングスをしている間は乳房を吸う。
期せずして一人の女を二人でいたぶる結果になった。
複数の舌。
四本の手。
数多くの指。
絶え間ないささやき。
そして、たくさんの目。
いささか露出癖のある女性にとっては
たまらないシチュエーション。
こちらと新顔の二人でとりついている様を
ソファの後ろからのぞきこむのは
さっき談笑していた二人連れの片われ。
もう一人の方はやおらトランクスをおろすと
こちらにニヤリと会釈してから
ペニスを押し込もうとしだした。
だが、あまりの高まりのためなのか
うまくいかなかった。
すぐ中断して、再び鑑賞にまわる。
女の方は挿入にこだわった様子はまったくない。
性器にペニスを迎え入れることよりも
多数に自分を晒すことに感じいっているようだった。

だから、クンニリングスを再開する。
応えるかのように顔前に立つことをせがみ
フェラチオが始まる。
暗い部屋でソファを囲むように光る目・目。
注目の中での口腔性交は
お互いを激しい興奮にひきづりこむ。
「うぐ」
というくぐもった声を立てながら
佇立したペニスをくわえ、しゃぶり、吸いながら
自らの指を使って
くちゅくちゅ
ぐしゅぐしゅ
びちゃびちゃ
ぺちゅぺちゅ
じゅぶじゅぶ
という淫猥な音を立てながら自慰を始めた。
やがて
「あっ。あっ。あっ。あっ。」
と息を荒げると
「き、きたあ。」
と身体を震わせ、さらに大きな水溜りをソファにつくった。

それでも休みなく行為をつづけるうちに
その水溜りはソファのヘリからあふれ
ぼとり、ぼとりと
上質の絨毯の上に垂れはじめている…


(続く)



投稿日 10年8月28日(土)16時08分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 2

アクア・デ・ジーオ。
「ジョルジオアルマーニの水」。
本来はフローラル系の控えめな香りのはず。
なのに、パブロフの条件反射だった。

由香と同性愛にさらわれた女は
いつもこのコロン。
知的なくせに、いささか淫乱な気配のある彼女は
この香りとともに激しく乱れた。
湾岸の道端で。
冬に向かう海水浴場の浜辺で。
昼間の車の中で。
公園の木陰で。
雑居ビルの非常階段で。
全裸になって性交する姿を人目に晒しては
大量に愛液を撒き散らして鋭く昇りつめた。
嗅覚はこの時の
コロンの香りを覚えこんでいる。
だから、この香りを吸い込むと
欲情するようになってしまったのかもしれない。

同じ香りを立ち昇らせながら
妖しいコスチュームから透けて見える
スレンダーの身体を
男たちの視線に晒すこの単独女性も
やはり淫らにちがいなかった。
カウンターから上は
ごく普通のさりげないバー。
会話も知的でさりげない。
だが、カウンターの下では
女の太腿は大きく広げられ
こちらの指を誘い込んでいる。
もちろんこの誘いに乗らない手はないから
太腿をつかんでいた指を
少しずつのばしていって
頼りないクロッチを横にずらして
中指を挿入する。
左右に、ゆする。
前後に、出し入れする。
丸く、かき回す。
眉が寄せられ
会話が途切れるようになる。
時々、開いた太腿がぎゅっと閉じられ
その瞬間にたまった愛液がほとばしり
Tバックをぐしょぐしょに濡らす。
談笑していた男性客の一人が
にじり寄ってきていたが
なかなかきっかけが
つかめないらしかった。
変に陰気な感じがなかったので
躊躇せずに来れば歓迎だったのだが
勝手に誘うわけにもいかなかったから
そのまま二人だけの行為に没頭した。
内心、「来いよ。二人で歓ばせようよ。」
と思いながら…

それにしても見ず知らずの若い女性が
隣に座ってからわずか30分で
この濃厚な行為が始まっている。
カウンターの上の静かなたたずまいと
カウンターの下の修羅場とのギャップは
まさにその名にふさわしい「ハプニング」だった。

先に下りていたSらしき男性と若い女性の
カップルが戻ってきた。
女性の明らかに上気した顔。
男性のつまらなさそうな顔。
見学者を前にして興奮した女性と
縛ることができずに
不完全燃焼の男性なのだろうか?、
そんな嗜好のすれ違いを埋めるかのように
しばらく話し合っていたが
二人だけのホテルに行くのだろうか
そそくさと席をたっていった。
追うように変態風の男と
場馴れした外人が
さっきまで座っていた陰気な男が
そして、友人が
あいついで上がってきた。
カウンターの下で
痴態がくりひろげられているのを知って
目を剥く友人を見るのは
ちょっとした快感でもあった。
陰気な男性と変態オヤジは出て行ったしまったが
なお多勢の男性諸氏の前で
恥戯を続けることになった。
ジョーゼットを多用したコスチュームから
小ぶりの乳房をつまみ出してはもみあげる。
ワインならもっといいのだろうが
あいにく下戸なので
冷たいウーロン茶を口に含んで
とがった乳首を吸う。
足を広げさせてクリトリスをつまみ、
その根元の襞を中指で探る。
頤を持ち上げた喉笛に舌を這わせ
そのまま唾液をねっとりと交換する。
カウンター下のひそやかな行為が
ようやく観客の目に晒す露出行為になった。
あと二人ぐらい女性客がいれば、
きっと乱交の場と化していたかもしれないのだが
二人だけの結界ができているかのように
観客は手を出してこなかった。
それが、
優越感でもあり、
もどかしさでもあり…

それにしても酒の強い女だった。
こちらも下におりていって
みんなに見せながら、と思い、
そう誘うのだが
羞恥心を捨て去るには
もう少し酒が必要だという。
ここまで淫らな姿を晒しておきながら
何をいまさら、とも思うのだが。

愛撫とキスと指先のプレイを20分ほど。
ようやく「行きましょう」と言い出した。
はじめてのハプニングバーでの
はじめての経験。
見学の男たちを背後に引き連れながら
螺旋階段を下る。
カーテンを多用した淫靡なスペースが広がる。
ひときわ暗い穴倉のようなスペースは
二人だけの性交の場。
だが、
そこですらのぞかれるようになっている。
さっきのカップルはここで乱れたのだろう。
さらに進むとソファが置かれた
比較的広めなスペース。
恥戯を露出するための空間なのだろう。
ソファの背後にはさらにスペースがあって
そこでも行為ができるようになっている。
そんな仕切りの中心には
もうひとつのソファがあった。
周囲のうごめきがすべて感じられるそのソファは
あとでわかったことだが、
多勢がさまざまな行為をするときの
絶好の鑑賞ポイントだった。

視線を意識しながらの行為は
最初のソファで始まった。

(続く)



投稿日 10年8月18日(水)00時19分 投稿者 RYU 削除

再掲 14th Roppongi Part 1

六本木の交差点から10分ほど。
あの喧騒から離れ、
なぜか都心に残された米軍の施設に近いそこは
ようやく八時になろうとしている時間帯なのに
人通りは決して多くなかった。

海外にいるのをさいわいとばかりに
ただれた日々を送った後に
日本に帰った悪友がいる。
その彼の勧めでハプニングバーに
同行することになった。
かつては、はじめのころのカップル喫茶で
スカートとTバックを
足首までおろして指を使い
向かいの注目を意識しながらフェラチオを続ける、
という経験が何度かあったから
その発達形としてのこの種の場所に
さして抵抗はなかった。
だが、未知の世界への期待がないと言えば嘘になる。

高級マンションのエレベーターは
昇りではなく下り。
B1の表示はまさに地下クラブの趣だ。
固くガードされた入り口と誰何の重々しさに、
カップル喫茶の安っぽさは微塵もなく
キューブリックの名作
「アイズワイドシャット」を連想してしまう。
だが既会員である友人の紹介もあって
身元照会は案外簡単だった。
当然だが、メンバーフィーは高め。
それに単独男性の利用料金が追加される。
こんなプライスポリシーで客の選択を図っているのかも知れない。

時間が早いせいかバーテンの他には
陽気に談笑する男性客二人と、
むっつりと黙り込んでいる男一人。
大きなカウンターのあるメインフロアは
間接照明が程よくやわらかく
あくまで上品な雰囲気だった。
そのカウンターの反対側にはソファ席が少し。
ライトアップされたトルソが並んで
いかにも妖しげなプレイスーツにだけ
華やかな色彩がこぼれている。
興がのれば
この気取ったスペースが
過激な性交の場、露出の場に変貌する、
という。
事実、カウンターに置かれた何冊ものアルバムには
そのカウンターの上で犬のように
尻と性器をむき出しにし
露出オナニーに狂う女性の姿が
コレクションされていた。
どの写真も眼線に黒など入れてなく
どの女性も美人のうえに
恍惚の表情を浮かべている。
必要以上に大きいカウンターは
露出性交の舞台であり、
性の相手を募る
キャットウォークの役目も果たしているのだ。
後ろのソファ席は
カウンターから注がれる視線、
そして時には乱入してくる大勢の
舌や指を受けながら
ひとときの性によがり狂う場所になるという。
周囲に陳列されたトルソーの妖しい下着は
そんなときに貸し出されるのだ。

螺旋階段があってさらに地下のB2があった。
一方は貴重品を保管するロッカールーム。
そして他方は
露出性交のためのスペースになっていた。
カップルだけが入れる
穴倉のような場所もあったが
そことて、行為がのぞき見できるようなつくり。
ひとたび行為が始まると、
さりげなく上品な雰囲気は一転して
妖しい男女交歓の場に
変貌するようになっていた。

全体の造りや雰囲気を知った上で
カウンターに座る。
バーテンでもある店長によれば
ハプニングバーはまさにハプニング。
意外性の玉手箱を開けるのはあくまで女性。
女性の気分次第で
SMショーになるときもあれば
めちゃくちゃな乱交の場になることもある。
かと思えば、そのまま静かなバーで
終わることもあると言う。
風俗ではないのだから
それはそれで面白そうだった。

友人は離れた席に座って
もう一人のバーテンと話していた。
9時少し前に中年の男性と
20代前半の若い女性が入ってきた。
ギョーカイを彷彿させる男は
いかにもこの環境に慣れていたようだが
女性は明らかに緊張していた。
なぜかシャツを脱ぎランニングになった男性が
しきりに女性を口説いている。
「縄」「鞭」という言葉が聞こえてきたから
そのてのカップルなのかも知れない。
しばらくやりとりがあった末に
このカップルは螺旋階段に消えた。
後を追うように友人も下に向かう。
こちらの隣に座っていた若い男が友人の後を追う。
どうやら「見学」に向かったらしい。
その後、登場したのは
学校の先生か役人のようなカチカチのオヤジ。
全身から「変態」がにじみ出ているようで
きっと「のぞきながらの自慰」専門なのだろう。
案の定、カウンターに座りもせずに
階下に下りていった。
間をおかず、いかにも六本木らしく外人一人。
これも通い詰めの客のようだった。
明らかに女性単独の客を狙っている。
陽気な二人と友人はともかく
あとの連中は、
ハプニングバーより
SMクラブの方が似合いそうだった。

そんなこんなで9時を過ぎるころには
ともかく客の数だけは増えてきた。
明らかに男性偏重だったが、
こんな日もたまにあるのだそうだ。
カップルを追って下に降りていった連中は
まだ戻ってこない。
いささかレイプ気味に
女性とつながっているさまに
自分たちも興奮しているのだろうか。
外人と陽気な二人とこちらだけが座るメインフロアに
やがて待望の女性が一人で入ってきた。
明らかに常連。
秘書らしきOL。
スレンダーな身体にスーツが決まっていた。
陽気な二人と軽く挨拶を交わすが
明らかに外人はイヤだったらしく
話しかけるのを無視して
隣の席に滑り込んできた。
外人は憮然として階下に下りて行った。

立ち上がる香りに記憶があった。
長い付き合いの末に
レズに絡めとられてしまった
女が愛用していたコロンだった。
「この香水・・・」
という問いかけに
「アクア・デ」
と女が口を開き
「ジーオ。」
とこちらが引きとった。
「よく知ってる。」
「たまたま。」
もともとあまりしゃべるほうではない。
女もそうだった。
ぽつり、ぽつりとしか話が進まない。
なのに二人の間の空気は
確実に濃度を増していた。
「シガリロ吸う女性始めて見た。」
「好きなの。へんでしょ。」
「あなたは」
「吸わない。やめた。」
会話がとぎれた次の瞬間には
もう唇を重ねていた。
舌が絡まる。
唾液が交わされる。
歯が軽く触れ合う。
「ごめんね。タバコのにおい。」
「とんでもない。刺激的だよ。」
そしてまたねっとりとしたキス。
手は既にスーツの下に入り
パンティをずらして、
じっとりと濡れた性器の中に
入り込んでいた。
無言。
だが寄せられた眉とかすかに開いた口で
感触を味わっているのがわかる。
しばらく中指でかきまわした後、
その濡れた指を抜いて、女の目の前でしゃぶった。
「バカ…」
と言いいながら
でも、まんざらでもない様子で、にらみながら
「私、着替えてこようかな」と言って、
トルソの衣装のひとつを指定する。
薄いジョーゼットで
身体の線がすべて透けるガウンと
ひどく切り詰めたTバックのコンビネーションだった。

はじめてのハプニングバーにしては
いささか美味な夜はこうして始まった。

(続く)



投稿日 10年8月15日(日)13時18分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 25

いかに若くても、
「出、出るう」と
立て続きに2度射精し
「イク、イッチャウ」と
立て続きに2度以上アクメに達した後では
回復に時間がかかるのだろう。

四人がようやくのろのろと動き出す。
再び、こちらの行為を
じっくりと眺めることに
決めたようだった。
注がれる視線を意識しながら
狭いベッドの舞台の上で恥戯を続ける。
また感じだしている人妻風の
足を大きく広げ
頤をもちあげて
だらだらとやや濃いめになった
愛液を垂れながす膣口と
眉を寄せては苦悶、実は歓喜、
の表情を浮かべる顔を
ねばつく視線にまた晒す。
「見られてる、こんなとこ見られてるう」
それがひどく感じるらしく
くねくねと身体をうごめかして
快感を訴える。
こんなクラブに通っているのだから
行為を見たり、見られたりは
日常なのだろうが
そのたびごとに
新しい歓びが訪れるのかもしれない。
もう二度と会うことはないと決めても
今回の出会いをどこかで期待していた
あの淫らなOLも
やりなれた行為なのに
次々と高まりに達していたっけ…

てらてらと光るバドワイザーのコスチュームは
レースクイーンのような若い肢体に
似合うようにデザインされている。
そのファッションから
少し崩れた熟れた身体がはみだすさまは
かえって卑猥以外の何物でもなかった。
本来パンティを見せるための短い裾からは
ぐっしょりと愛液を吸い込み
黒く変色した紅のTバックがのぞき
その狭いクロッチの両脇からヘアと
膨らんだ左右のワギナが顔を出している。
そこに女の自らの指が伸びた。
そしてようやくパンテイを自ら取り去った。
「見て。見て。」
まるでうわごとのようにつぶやいたかと思うと
極限にまで開脚して
激しいオナニーを始めてしまった。
「見て。もっと見て。」
性器は自分の手に任せたから
こちらはきつめのコスチュームから
乳房をつまみ出し
べろり、べろりと観客を意識しながら舐めあげる。
舌を突き出させて吸い上げる。
絡める。
開けた口に高い位置から
唾液を垂らして呑み込ませる。
耳たぶを舐めあげて
耳穴にも唾液を注ぐ。
「う。うわ。やらしい。」
「おまんこにひびくよおお。」
「もっと、もっとしてええ。」
「だめ。それだけでイッチャウ。」
「見て。見て。イクとこみてえええ。」
指の動きが早まり、
同期するかのように息遣いが激しくなる。
次の瞬間。
身体中に痙攣が走り
「ぎゃあああああ」
「見てえええええ」
とさけんだかと思うと硬直してしまう。

すさまじいイキざまだった。
何度も達しているのになおすさまじかった。
周囲が息を飲むのがわかる。
がくりとベッドの上に仰向けになってしまう。
この瞬間のクライマックスを待っていた。
こんな淫らな女に対して
飛んでしまった意識を呼びもどすには
更なる快楽で襲いかかるのが良法だ。
しばしの間をおくと
半分意識を飛ばしたままの身体をかかえて
おもむろにメス犬の形をとらせ
後ろから佇立をずぼりと挿入した。
ペニスが熱い体液にじゅわっと包み込まれる。
繊毛虫類のような不思議な動きで
奥に奥にと、ひきずりこもうとする。
ようやく、まだ彷徨っていた意識が覚醒する。
というより
更なる快感が大波になって押し寄せているのだ。
そしてまたいずれ、亡我の境地が訪れる。
「き、来てる。」
「ずんずん響く。」
「真っ白、真っ白だよおお。」
突き出された尻。
すこしばかり垂れ下がる熟れた乳房。
ジッパが外され、むきだしになる反り返った背中。
そこにうっすらと浮かぶ汗。
それらが大きなストロークで
円を描くようにうごめく。
こちらはくい打ちのように
ペニスを打ち込みながら
髪の毛をつかんで後ろを振り向かせる。
半開きの唇。
かすんだような瞳。
愛液に負けずに垂れ流れるよだれ。
もう快楽にさらわれ
見つめる観客の存在はないのだろう。
「奥に。奥に。」
「もっと。もっと頂戴。」
「おまんこ。おまんこ。いい。」

メゾフォルテ。
フォルテ。
そして、フォルテッシモ。
アンダンテからアレグロへ。
アレグロからトロッポへ。

「来て。来て。」
打ち込むのはこちらだけではなくなった。
よりペニスの先端を感じようと
女も同じように打ち込んでくる。
二つのはげしいピストン運動。
急速に押し寄せてくる快感。
振り向いた唇に
唾液を送り込みながら
膝をつかずにしゃがみこむ犬の形で
さらに送り込んだ。
もうとめる必要はなかった。
目の前に星が飛び、
こちらの頭も真っ白になる。
「あたる。あたるよう。」
「まんこの壁にちんぼがあたるう。」
「いくよおおお。」
「き、きたあああああああ。」
「死んじゃううううう。」
「わあああああああああ。」
二人の動きが極限にまで早くなり
一瞬、時間が止まる。
あまりのすさまじい反応に
凍りつく8つの視線。
どくんどくんと脈打つ長い射精。
おもむろにペニスを抜き去り
コンドームを取り去ると
なまめかしい曲線を描く背中のへこみに
まだ先端からほとばしる
白濁を振りかけた。
シーツの腰の部分のまわりに
描かれた大きなシミ。
その卑猥な図形のうえに落ち込む人妻風は
まだ愛液を垂らす性器をひくつかせている。
そんな光景を見ながら
いやに冷静に帰り支度をする。
「お帰りですか?」とコーディネーター。
「あとは若い人に。」
「でもこの人、こんな本気はお客さんが初めて。」
お世辞でもうれしかったが、
もういつまでも粘るつもりはなかった。
くだりのエレベーターの中で
今日の収穫、ポケットのなかの
紅のTバックの
ぐしょぬれの卑猥な形を指でなでる。

その後も
帰国した時にコールしてみたが
もう、このクラブに
二度とつながることはなかった。


(この項終わり)




投稿日 10年8月14日(土)10時27分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 24

ベッドボードにもたれかかりながら
大きく開脚しているから、
ヘアがはみ出した
紅のTバックの黒く変色したクロッチが
薄暗い照明のもとでも見てとれた。

というより
銀色のバドワイザーのコスチュームから
卑猥なパンティがほぼ全貌を晒して
男の性を激しく誘っていた。
そのまま両手で足をさらに大きく広げ
顔を近づけてクロッチを横にずらして
ワギナを露出させ、舌でなぶりだした。
銀色の、見せるためのコスチュームの裾に
頭を突っ込む、という滑稽な形。

右のワギナ。
左のワギナ。
上に這わせてクリトリスを少し。
下にずらしてアヌスに近づける。
回転させる。
舌をすぼめて中心部を突く。

はじめはへらへらと笑っていた女が
妙に真剣な顔つきになると、さえずりだした。
「うわ」
「うわ」
「ああ」
「そこ」
「そこお」
「そこをををを」
やがて身体が大きくうねりだす。
それにつれて声も大きくなる。
「うわああああ」
「いっちゃうよおおお」
隣のベッドの動きが中断した。
ほとばしり出た卑猥なシャウトにつられて
行為の見学になってしまったのかもしれない。
ぎらぎらと浴びせられる視線が
いっそうの快感を呼んだ。
佇立した二本のペニスと
それをしごき続ける指の動きが興奮を誘った。
大きく開かれ愛液を垂らしっぱなしにする
二つの女性器が歓喜を加速した。
舐め続け、責め続けているうちに
四人がこちらのベッドのそばに近づいてくる。
人妻風を舐め続けるこちらの性器を
二人の女が競うかのようにしごきだした。
その二人の女のぐしょぬれの性器を
二人の男がかき回す。

悦楽の連鎖模様。
恥戯の曼荼羅。
湿った音のリフレイン。

やがてこちらの女性がのけぞって
「だ、だめ。いくうう。」
と叫んだ瞬間、
二人の女も同時に身体を震わせ
同じように愛液を噴きだしながら
「わたしも、いっちゃうよおお。」
「こわれちゃうううう。」
と、同時に果てる。
その手のしごきに耐えかねてか
二人の若者のペニスからも
同時に白濁がほとばしる。
まだコンドームをつけていなかったから
二人の精液が、二人の女の腰にふりかかり
二人の愛液が、二人の男の脚にかかった。
四人、いや五人同時のアクメ。
こちら一人だけが取り残されてしまっている。
ためらうことなく自らを解放してしまい、
それでもなお
性に狂うことを続けようとする若い身体が
ひどくうらやましかった。

身体を入れ替えた。
舐めあいの形にした。
なお執拗に舌を使った。
硬いままのペニスを
よだれを垂らす女の口の中にずぶりと入れた。
すぐにねっとりとした唾液に包まれる。
すぐにじっとりとした舌がうねりだす。
すぐに歯が立てられて軽い痛みが走る。
そのお返しに、上り詰めて果てた女に
激しく舌を動かして、再度の登頂を強いる。
一度、果てた身体の反応は速かった。
「ああ、まただよ。まただよ。」
「もう来てる。もう来てる。」
「お、おまんこがああ。」
横向きに身体を回して、性器を舐めながら
太腿ごしに向こうを見ると
ベッドにかえった二組は
こちらのように一度だけの射精をこらえて
無理に引き伸ばす必要がないから
互い違いの体勢で
キスをかわす女性二人の上にまたがって
本格的に挿入を開始していた。
うずいた。
ひどくうずいた。
快感の挙句の成り行きで
女同士が唾液を交換しているに違いない。
それでも同性愛にからめとられた
セックスフレンドが最後に見せた
相手との強烈な、
そして終わりのない恥態に連想が走る。
アナルと性器を
ティルドとチェーンでつなぎあった姿が思い浮かぶ。
性器を押し付けあいながら
同時に放尿しあった光景が襲い掛かる。
トラウマのようになってしまい
なお欲望を刺激するそんな光景を振り払うかのように
ちゅばちゅば
じゅるじゅる
ちゅうちゅう
びじゃびじゃ
と舌を激しく動かす。
こちらの顔にびしょ濡れの性器をより強くかき抱く。
「う、うわあああ。」
「すごいよおお。」
「ま、まんこがあああ。」
「いっしょにいいいい。」
再び歓喜の同期。
「いくううううううう。」
三人のソプラノが重なった。
二人の性器はペニスを呑み込んでいた。
一人の性器は舌を引きずりこんでいた。
コーラスのように尾をひく悲鳴。
その後の静寂。
男二人も肩で息をしているところを見ると
またも射精して果てたようだった。
若さゆえの速いピッチが羨ましくもあったし
まだ放ってないこちらのテクニックが
優越感でもあった。

呆けている二組を尻目に
完全に飛んでいた人妻風の覚醒を
うながすかのように
バドワイザーの上から
とがった乳房をつかんでは揉む・・・

(続く)



投稿日 10年8月13日(金)09時56分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 23

欲望を乗せてのフライト。
着陸。
三ヶ月後の到着ロビーから、
また「乱交クラブ」にダイアルしていた。

かつては、この空港に女が迎えに来て
そのままカーテンを開け放った
ラブホテルに直行する、
あるいは湾岸ぞいの広い道の片隅で
立ったまま始める、
あるいは運転中にペニスをつまみ出されて
「見せフェラ」をする、
あるいは都心とは反対方向の海岸に走って
廃屋の壁に押し付けて
全裸性交する…
そんなことばかりをしていた。

だが、始めは恥らいながら後には大声で
淫語を連呼したその女も
この空港に隣接するホテルで出会った
妖しい女にレズの快楽を仕込まれ、
挙句が終わりのない女性同士の恥態を見せつけて
別れの言葉に変えた。
だからだろうか、この空港に降りるたびに
ねっとりとした「性」の香りがなぜか漂ってくるのだ。
世界でも珍しいくらいに不便なこの空港は
日本の玄関ではなく
淫らな性戯の入り口でもあった。

また快活なコーディネーターの声が答える。
「この間の海外の方ね。すごかったですね。」
「今のところは女性3人。来てくれれば男性3人です。」
「9時ですね。始まってるかもしれないけど。」
いったん帰宅。
荷物を置いてすぐの外出。
さすがに疲れを感じるが、欲望がそれを凌駕する。
新宿のシティホテル。
同じ部屋だった。
ドアが開く。
この手の「会合」では
まずリラックスするために会話の時間がある。
あっけらかんとした会話が徐々にくずれだして
それから淫行が始まるのだ。
そのとき行為はまだ始まっていなかったが
すでに淫臭が漂い出していた。
男性は陽気な壮年が一人。
ひどく存在感のない若者が一人。
陽気な壮年は、地方から着いたばかりで
この瞬間を楽しみにしていたと話す。
海外から、と言うと
「へーえ」と驚かれるのもこの間と同じだった。
だが決定的に違うのは、
この間の自称?看護師や
あのOLの姿はなく、
ひどく普通の20代の女性二人
そしてこれまた人妻らしきムードの
30代の女性一人。
以前の二人のような
いかにもプレイが好きそうな雰囲気はなかった。
会話が途切れ、頃合と見てコーディネーターが声をかける。
駆け引きが面倒だったので、
会話の波長があった人妻風に直接仕掛けた。
行為の引き金になってやろうと思った。
それ以上に、みんなに見せつけたかった。
ツインベッドの片方を占領して
ねっとりとしたキスを交わす。
八つの瞳がぎらぎらと注がれる。
その視線を意識しながら、
耳たぶをなめあげ
全裸のうえにはおったバスタオルをずらして
すでに尖りかけた乳首に舌を這わす。
わざと音を立てて吸うと
あえぎ声が大きくなってくる。
横目で見てみると地方の男性は
早くも女を全裸に剥いていた。
気弱そうな男はもう一人の女性と一緒に
視線を忙しく泳がせては
開始のきっかけを探している。
見せる。
見られる。
視線に晒す。
性器を晒す。
つながる様を見せあう。
気がむけば相手を入れ替える。
男も女も性の欲望だけに支配されるさまは
文章に書けばある意味、美しいのかもしれないが
だぶだぶの中年や壮年の男の身体と
決して美人とも言えない
女性の飢えたさまは
あまり絵になるとは言えまい。
それでも一瞬の快楽の時間の共有を求めて
乱交は始まる。

髪の毛。
眉。
耳の穴。
首筋。
わきの下。
乳房の横。
乳首。
谷間。
臍。
わき腹。
臀部。
太腿の外側。
太腿の内側。
膝裏。
ふくらはぎ。
そして足指。
あらためて舌を進めるにつれて
あきらかに人妻風の身体が
くねくねとうねりだした。
それを見て取ると
足を大きくひろげすでにたっぷりと
愛液をたたえた性器に
顔を近づけてゆく。
やや濃い目のヘアに
雫が伝わっている。
それを音をたててすすると
それだけで激しく反応する。
とがりだしたクリトリスを
べろりと舐めあげると
「ぎゃあ」と叫びながら開脚の度合いを高める。
ワギナをしゃぶると
身体を痙攣させながら
愛液を噴出し高まりに達する。

舌に変えて指を使った。
全員が注目する中で
足を大きく広げさせ
自らの手で支えさせて
性器を大きく露出させると
いきなり中指を突っ込んでかき回す。
そのプロセスを
じっくりとねっとりと見て取ると
ついに彼らも行為を開始した。
眼前で粘つくクンニリングスと
垂らしまくる女性器をみてるのだから
女性二人もまた愛液を湛えだしているに違いない。
地方の男が背後から女につきいれていた。
「これだよ。これをしたかったんだ。」
なぜかホテルの浴衣をまとった格好で
全裸の女性を背後から犯す様は卑猥そのものだった。
女は尻を掲げてペニスを呑み込みながら
もう一人の気弱そうな男の佇立を
くわえしゃぶっている。
もう一人の女は気弱そうな男の前で
自らの性器を指で押し広げかきまわして
愛液をほとばしらせている。
もはや、女二人とも決して
おとなしそうではなかった。

人妻風は股をツインベッドの
もうひとつの方向に晒して
こちらの指を呑み込み、尻をくねらせながら
「見られる」
快感を味わっていたが
急に立ち上がると
「着替えてくる」とささやく。
すでに全裸なのに?と思っていると
しばらくするとバドワイザーガールの
コスチュームで現われた。
全身のラインを協調した卑猥な形のボディコン。
その裾はまさに性器の高さ。
わざとつけてきた真紅のTバックがのぞく。 
見せつけて男を挑発するためだけの衣装。
それも若い女性のラインではなく
女ざかりのライン。
決して似合うわけではないのだが
崩れた色気は相当なものだった。
それが証拠に行為の途中の男性陣が
見とれるように視線を流した後
自らの女を
より熱心に組みしだきだした。
「どう?この格好?」
「似合うよ。やらしくて。」
「最期にTバックとってね。そのためにつけたの。」
「とらない。横からいれちゃう。」
「ばか」
「もうぐっしょりじゃないか。」
「だって。だって。」
聞こえよがしの会話。
前回と違って今度は
この女だけを責めようと思った。
バドワイザーの銀色からのぞく
パンティをしゃぶって
黒く変色させながら
他の連中に見せつけることだけに集中した。

それは「乱交」ではなく「露出」だった。

(続く)



投稿日 10年8月12日(木)09時57分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 22

本能に従って卑猥な行為を
惜しげもなく繰り返す女性との行為が
なぜか多かった。

そして半分の女性は
避妊具の装着をいやがった。
子宮に精液がふりかかる瞬間が
たまらないのだと言う。
ぬるぬるが注がれるのが
いいのだと言う。
自らの愛液と交じり合うのを思うだけで
感じると言う。
行為の後、膣口から流れ出す瞬間が
ぞくぞくすると言う。
でも、おそらくそのほとんどは
イメージだけのはずだ。
射精の瞬間はペニスの脈動で感じられても
果たして粘液の降り注ぎを
感じるのだろうか?

長い身体のつながりの末に
結局由香にからめとられたかつての女性も
徹底して「中だし」を望んだ。
始めのころ、コンドームを装着しようとすると
「大丈夫だから」と繰りかえし
「ね。奥にかけて。」とせがんだ。
「奥ってどこのこと?」と意地悪く聞くと
「ばか」とささやいて抱きついてくる。
そのうちに何のてらいもなく
むきだしのペニスを
挿入するようになった。
そんな行為を望むのは、
この女性だけではないし
一方、絶対に避妊しないといや、
という女もいるから
コンドームを装着すべきかどうかが、
正直わからなくなっていた。

いま鏡に映る百人の性交映像の中で
おしげもなく性器をさらし、
愛液を垂らし続けているこのOLも
「中にかけて。ナマかけて。」
とせがんでいる。
おまけに
「顔にもかけて。」
という。
車の中で
公園で
海辺で
ホテルで
濃厚で執拗なフェラチオをうけて
口の中に放ったことは何度かある。
白濁をうれしそうに呑み込んだ口と
すかさずキスをして
自らの体液を味わったことも
少なからずあった。
だが顔にかけたことはなかった。
アダルトビデオでは何度も見た映像だが
まさか自分がせがまれるとは思わなかった。
もはや、若いころのような勢いはないし、
もちろん濃度もない。
第一、「中だし」に続いて
放つ体力などあるわけがない。
そんなこちらの思いとは関係なく
女は腰をくねらせ、
性器のまわりをしとどに濡らしている。

背後から挿入した。
収縮するアヌスと
ひくつく性器を
たっぷり鑑賞したあとの挿入。
百人の曼荼羅を互いに見ながら。
いきり立ったペニスをずるずると挿入する。
蠢く女性器が
奥へ奥へと吸い込んでゆく。
「いい。いい。おまんこいい。」
「ぶちこんで。ちんぼ、ぶちこんで。」
「もっとおおお。」
さらに奥をつくために
身体をつないだまま
突いていた膝を起こして
しゃがんだ形になる。
メス犬にしがみつくオス犬の体勢だ。
「うわああ。やらしい。えろいよおお。」
「そ、その形、まんこにひびくう。」

やがて
腰をくねらせる速度が極限にまで速くなる。
やがて
送り込む速度も極限にまで速くなる。
「きて。来て。来てええ。」
くたくたと崩れ落ちそうになる尻を
押さえながら必死に打ち込むと
背中をそらせる。
髪を振り払う。
よだれを垂らす。
白目になる。
愛液を流す。
そりかえった白い喉仏が鏡に映りこむ。
「ちんぼこいいの。ちんぼこいいの。」
「わあああああ。」
いきそうになっている。
また激しく登りつめている。
「いくうう。死んじゃうう。」
「こわれるよおおお。」
ペニスをひくひくと締めつけてくると
すさまじいイキざまになった。
「わああ」が
「ぎゃあああ」になると
完全に飛んでしまった。

こちらにも極度の快感が襲ってくる。
そのまま、どくどくと注ぎ込んだ。
眼前に星が瞬く気がする。
ペニスを中心に怒涛のように広がってゆく波。
そして、いつもよりずっと長く続く射精。
かろうじてその途中で
ペニスを手で押さえて抜き去ると
女の前に回る。
そしてほとんど意識を無くし
シーツに半分埋もれている女の顔に
手を緩めて、残りの白濁をかける。
女の眼前でなお、脈打つペニス。
苦悶と快感がまぜこぜになった表情の女の
髪から頬にたらたらと流れる精液。
とてつもなく卑猥な
鏡の光景。
また光景。
しばらくすると女がうっすらと目を開け
口に流れ込んだ精液をべろりと舐め上げる。
それでも足らずに
のろのろと指ですくいあげては口に運ぶ。
「おまんこにかかった。顔にかかった。」
「よかったよおお。うれしい。」
涙を浮かべながらしがみついてくる。
腰の下のシーツに
べっとりと染み付いた卑猥な文様。
髪の毛からなお垂れる精液。
乳房を押し付け
強く抱きしめてくるこの女との
濃厚な情事に満たされながら

…なぜかこれで
この女も過去になる、と思っていた。

(続く)



投稿日 10年8月10日(火)10時19分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 21

互いの性器をもてあそび
唾液を交わしながら、
それでも身体を拭きあって
ベッドにもつれこんだ。

洗面所と浴室での
激しい行為のあとだけに
ベッドが心地よく
二人とも性欲よりも休憩をほしかった。
それでも
互いをいじりあい
その姿を鏡に映しては
少しづつ次の行為への
ウオームアップを開始している。
「やだ、また見てる。すけべ。」
そう言いながら横になった姿勢で
片足だけを高く上げる。
「ほら、見てもっと。また濡れてくるから」
そう言いながらペニスを
いとおしそうにいたぶる。
「ふくらんできたよ。こうやってると。」
見せ合い
いじりあいながらの告白が始まる。
「ね、今日3人としたのに、まだほしいの。」
「バイトなのに、ここんとこ毎日乱交してる。」
「本気でイクけど、イってもイってもほしい。」
そう言ってペニスをつかむ手に力をくわえる。
「でも明日またしちゃうよ、きっと。」
「休みの昼間も一日中ローターかバイブ入れたまま。」
「時々、モトカレがくるけど淡白でつまんないの。」
普通は誰でもそんなものなのだが。
「で、オナニーしてまんこからおつゆ垂らして…」
「見せつけて誘うんだけどだめなの。」
「この間は宅配の人と昼間にしちゃった。」
「だって、新しいバイブの配達なんだもの。」
理由になってない。
吹き出しそうになる。
「玄関で始まって声がまんしたけど聞かれたかも」
「でも受け持ち変わったらしくて一度だけ。」
深みにはまるのが怖かったからかもしれない。
「この間、予約が二人落ちて、見学の娘二人が飛び入りで」
「男二人に女六人になっちゃったの」
「女の子みんなドスケベだったから、すさまじかった」
「とびかかるように六人が襲うの。それも一人づつ。」
「だから一人は見ながらしごいてた。」
「たちまち裸にして、自分も真っ裸になって」
「うばいあうようにしゃぶりまくるの。」
「あぶれた子は、しゃぶってる子のお尻なめてた。」
「私?もちろん真っ先にくわえて、真っ先に入れたわ。」
「でも、興奮しすぎてあっという間にドクドクって。」
「で、しばらくするともう一人にわっとたかるの」
「もう乱交じゃなくて逆輪姦。」
「愛液と精液と唾液とでもうぐちゃぐちゃ。」
「何回か出してふにゃふにゃになったおちんちんを」
「それでも入れようとするんだけどとても無理」
「で、レズは始まっちゃうし、コーディネーター襲っちゃうし」
「コーディネーターがたまらず友人三人ぐらい呼んで」
「狂ったようにつながりまくって、もう何がなんだかわからない」
「その援軍のおかげでようやく、その場収まったけど…」
「予約どおり来た二人はさんざん。逃げ帰った。」
「でも、一番狂ってたのは見学のふたりだった。」
「あそこまでやるかってくらい。」
「男にも女にもおまんこ広げて見せまくって」
「じゅうたんだよ。じゅうたん。そのうえにしゃがんで」
「二人並んでおしっこするとこ見せて。」
「また場所変えて、おしっこ。」
「そのまま男の口にまたがって強制クンニだもの。」
この間のホテルの部屋でもこちらはかなり興奮したのだが
あの程度ではまだ普通だったのかもしれない。

卑猥な話をしながら、体をひねり
乳房をおしつけ、性器を広げてみせる。
言葉によるたかまりと
触覚によるたかまり。
それが無数の鏡で踊る視覚のたかまり。
しばしの休憩がようやく次の行為への
プレリュードになった。
「うれしい。またしてくれるのね。」
かすれた声でそうささやくと
上向くこちらにのしかかる形で乗ってきた。
天井の鏡に柔らかな曲線を描く女の
うなじ、
背中、
臀部
が映りこむ。
そのまま顔を近づけてきて、ねっとりとキス。
たっぷりと唾液を流し込んでくる。
そのまま身体を下げて、
蛇のような舌で
こちらの乳首をチョロチョロと舐めあげる。
その舌がへそのあたりに下がり、
そのまま天井を向きはじめたペニスの裏側を這い出す。

天井の鏡にはこちらのたかまりと
そこに取りついた女の濡れた髪の毛が
まるで春画のような光景を描き出す。
そして
咥えてきた。
舐めてきた。
吸ってきた。
しゃぶってきた。
噛んできた。
「ほしい。ほしいの。中にほしいの。」
そう言うと膝でにじりあがり
体勢を変えてぐしょぬれの性器にくわえ込んだ。
まず狭隘な感覚があったが、
すぐにぬるいヌルヌルに取り囲まれ
次に周囲が蠕動を始めた。
まだ終わりたくないので
射精に駆け上ろうとするのを
必死にこらえていると
「うわあ。あたる。おくにあたる。」
「まんこにあたるうう。」
とささやきだし、
愛液を垂れ流し
腰を激しくくねらしながら
早くも達したようだった。
ペニスをくわえ込んだまま
再びおおいかぶさって動かなくなった。

そのまま約30秒。
抱き付く力が強くなり、またキスを求めてくる。
「今だ」と思って
つながったままのペニスを
下から突き上げるようにした。
「えっ。えっ。また。」
「うわあ。くるよおお。またくるよおお。」
「いいの。いいの。いいのよおお。」
「ねえ。今度は顔にかけて。舐めたい。」
また、身体を入れ替えた。
ごろりと転がってまず正上位になる。
そこでしばし、腰を使う。
つながったまま首の下に手を入れて起こして
座って向かい合わせの形になる。
そこで出入りする男の性器と
呑み込む女の性器を鑑賞する。
座ったまま女を
むこう向きに回転させる。
性器をつなげたままでやりかったが
さすがに無理で、
ずるりと抜け出してしまった。
改めて挿入。
この無理な動きがかえって性感を高めて
女は何度か達しそうになったが
ようやく犬の形でつながった。
「やっぱヤラシイよ。この形。」
「やっぱバックが好きなんだ。」
そう言いながら尻を突き出してくる。
鏡の中の百人の女も
腰を突き出しては震えている。

だが、バックもプロセスのひとつだった、
つながったまま背中のうえで足を翻し
こちらもうつぶせになって
尻と尻を会わせる形になる。
その形だと上向くペニスが
女のへその裏側に当たるような感じになる。
尻と尻が向かい合った形はとてつもなく卑猥。
女性器の個人差による形や位置の違いでは
無理のある体位だが
鏡に映しこむには絶好の構図ではあった。
「なにこれ?なにこれ?」
「ヘンなとこにあたる。しらないよ。こんなまんこ。」
「いい。いいの。いいのよお。」
「ね。ね。またいっちゃう。またいっちゃう。」
二人して腰をくねらせる。
百人のつながりがいっせいにのたくる。
「やだあああ。おまんこがああああ。」
まわしていた尻の動きがとまり
奇妙な痙攣が性器から伝わってくる。
またしても果てていた。
そのまま、どっとベッドにうつぶせになる。
腰の周りのシーツには大きなシミが広がっていた。
今度は回復までに1分かかった。

そろそろ望みどおりに果てようかと思う。
中に出すか?
それとも顔?
口の中に吐精したことはあっても
顔にかけたことはかつてなかった…

(続く)




投稿日 10年8月8日(日)16時07分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 20

3日前と同じ造りの浴室。

ベッドのある部屋と同じく
鏡を多数埋め込んだこの空間は
今度は口腔性交の場となった。
さすがに恥ずかしくなったのか
放尿で汚れたパンティを
履いたままで湯をかけ
小さな布とその下の性器を流しだす。
無心にシャワーを使っている背中に
佇立を押しつけながら
顔をひねらせて唇に吸い付く。
すぐ激しく吸い返し
唾液を送り込んでくる。
シャワーヘッドを床に落とすと
くねくねと腰を揺らしながらべっとりと
腰の周りに張りついた
パンティを脱ぎ捨てる。
首を思いきりねじった形では
なかなか難しかったらしく、
少しいらだったように眉をよせる。
イく時の顔とは
微妙に異なる表情が新鮮だった。

唇を離し
ペニスを押しつけたまま前進すると
少し高くなった浴槽のふちにかがませた。
もちろん足をのばしたまま。
アヌスと、口を開けた性器が眼前に広がる。
むしゃぶりつく。
舌を思いっきり伸ばして
べろべろと舐めあげる。
唇で蓋をするようにして
じゅるじゅると吸う。
顔を上下に動かしてアヌスと性器を
責めあげるその形は
いやでも複数の鏡に映りこむ。
ゆがんだ絡みの形が
当然、女の視覚にも入っているはずだ。
「いやあ。こんなの。」
「でも、でも、でも」
「お尻が、お尻がベロで感じてるう。」
そう言いながら「もっと」
と言うように尻を突き出す。

なのに愛液は前の口からほとばしっている。
床に横たわった
シャワーヘッドからのぬるめの湯が
しゃがみこんだこちらの股間に当たって
いっそうの興奮を誘う。
腰がくたくたと崩れそうになるのを
両手で支えながら
なお、行為を続けるうちに
女の全身に鳥肌が立ち
電流が走るかのように
痙攣するようなしぐさを見せる。
「ね、ね、イってもいい?」
「またちょっと漏らしたい。」
「このまんま、立ったまましたいの。」
「見て。見て。まんこ見てて。」
「い。いくう。」
「でちゃうう。」
「また、またでるよお。」
「見て。見て。おしっこ見て。」
「わあ。いくうう。」
洗面所で激しく放尿したあとだけに
さすがに量は少なかった。
それでも立ったまま
性器からちょろちょろと流す。
身をよじるようにしたのは
のぼりつめたためか
それともしぼりだすためか?
このときほど、洗面所でみせた
放尿の時のあの不思議な
満ち足りたような表情を
見てとれないのを
残念に感じたことはなかった。

薄めのヘアを雫になって流れ出すその露は
エロティックではあっても不潔な感じはない。
だから、そのまま口腔性交を再開する。
「やだ。洗ってから。ね。ね。」
「舐めちゃうの?舐めちゃうの?」
「うわあ、舐めてるよおおおお。」
「か、感じるう。しびれるう。」
「またイっちゃうよおお。」
今度は耐え切れなかった。
そのままずるずると
しゃがみこんでしまう。
愛液と放尿とで
べとべとになった性器の
鮮やかなピンクにあたるように
湯を履き続けるシャワーヘッドを
送りこんでやると
それがまた新しい刺激になったようで
身体がぴくんぴくんと反応する。
だが、意識はあまりの快感に
朦朧としているようだった。

快感にのめりこんだとき、
女性は少しの刺激でも
容易に達することができる。
それも何度でも…

霞がかかったような眼に光が戻ると
反撃にでてきた。
さっきの自分と同じカタチを
せがんできた。
浴槽のふちに両手を突き
足をのばしたまま前かがみになる。
肛門を晒し佇立したペニスの
裏側を見せつける。
女がするとエロティックなポーズも
男がやるとグロテスク以外の何物でもない。
それでもそのカタチがうれしかったらしく
ちょろちょろと肛門に舌を這わせ
蟻の戸渡と言われる部分を
巧みな舌使いで責めてくる。
鏡に映ったその格好を見ると
しゃがみこんだまま
こちらを舐めながら
指を使って
自分の性器をかき回していた。
さすがに後ろばかりでは満足できなかったらしく
今度は浴槽のふちにこちらを座らせ
両手で膝を割って
ペニスをくわえ込んでくる。
べちゃべちゃとしゃぶりあげながら
しゃがんだ自らの膝も開いて
中指と薬指を使って
桃色の性器の奥をこちらの視線に晒している。
「手を伸ばして、指でいじって」
と無言の誘い。
指をせがむ替りに
しゃぶる速度を速めている。
卑猥な取引だった。
大きく口を開けた性器に手を伸ばす。
中指を「く」の字の形に曲げて
ずぶりと差し込む。
ペニスのすべてを
喉に当てるかのように吸い込む。
同時に性器が
指を引きずり込むかのようにうごめく。

少し荒々しいテンポで指をくねらす。
軽く歯を立ててくる。
同時に性器が
左右の襞で感じたいと締まってくる。
大きくこね回す。
肉棒の裏をべろりと舐めあげる。
同時に性器がぴくぴくと震える。
浅く深く前後に指を動かす。
よだれをこすりこむかのように
ペニスを横咥えする。
同時に性器は大量に愛液をほとばらせて
タイルにぼたぼたと垂らす。

ベッドでつながる前にしては
いささか過激な行為ではあった…

(続く)



投稿日 10年8月7日(土)00時08分 投稿者 RYU 削除

再掲 13th Plaza Hotel Part 19

すべての女性が性の本能に忠実だとは思えない。
むしろ男のストレートな
ぎらぎらとした欲望より
ずっと慎ましやかで
抑制されていて
性交そのものを求めない女性も
多いはずだった。

体をつないだ相手の中にも
そんな「積極的にセックスを求めない」タイプも
確かにいた。
なのに…
どうして知り合った大半の女性が
こうまでして性を求め狂うのだろうか?
格段の男前でもないし
体力があるわけでもないし
若くもないし
巨根でもない。

でもほとんどの女性が
膨らんだ性器を自ら晒し
ぼとぼとと愛液をたらしながら
淫語を叫んで何度も果てまくる。
つないだ性器を喜んで人目に露出し
潮を吹き放尿を見せたがる。
体力がないゆえに
確かに前戯はうまいのかもしれないが
それとて単に最後を
長引かせているだけのことだ。
モてるのは決してイヤではないから
気にはならないが
発情した女性を
誘蛾灯のように引き寄せる自分は
いったいなんなのだろう、と思う時がある。

いま、目の前でメス犬のように
尻を高く掲げ
まだ脱ぎ捨てていない
シミだらけの赤いTバックのストリングスを
指でずらして秘部を広げ
そこに指をあてがい
愛液を垂らしながら
くねくねと腰をゆすって
しゃぶることをせがんでいるこの女性も
誘蛾灯に飛び込んでしまった
一匹なのかもしれない。
あるいは逆に花びらに取り付いた
ペニスを呑み込む
食虫植物なのかもしれない。

求めに応じて顔を近づける。
尻をさらに突き出すからすぐ
こちらの口と
もっと卑猥な下の口がぶつかりあう。
さっきの軽いクンニリングスで
激しく達したというのに
また高みを求めて
愛液と唾液を混ぜ合わせようとする。
昼間、オフィスのトイレで
濡れたパンティをずりおろし
おそらく片足を上げた姿勢で
片手をかんで声をころしながら
欲望を発散させてなだめた。
夜はバイトとはいえ乱交クラブで
3人の男と
本気のセックスを繰り広げた。
おそらく体中に
大量の精液を塗りたくられ
自ら望んでペニスをくわえ
しゃぶり
白濁を飲んだのだろう。
それでもなお男を
激しい性交に誘うそのパワーには
性に狂った女の
一途さと恐ろしさ
を感じてしまう。
「いいの。いいの。まんこいいの。」
「そこ。そう、そこ。ちゅうちゅう吸って。」
「やだ。やだ。すけべええ。」
「おおおお。」
声がかすれ、低くなり、小声になる。
この状態がしばらく続いて
幾度か達し続けながら
最後に叫びに戻るときに
本当のクライマックスが訪れるのが
この女のパターンだった。

「ねえ。ほしい。ちんぼしゃぶるよおお。」
メス犬の形のクンニリングスがほどけ
舐めあいの形に変わる。
女が、しゅぼしゅぼという音を立てると
男は、じゅるじゅるという音でこたえる。
女が、ぴちゃぴちゃという音を立てると
男は、びじゃびじゃという音でこたえる。
女が、ちゅうちゅうという音を立てると
男は、ねちゃねちゃという音でこたえる。
不協和音の卑猥なコンサートは
どちらかが我慢できなくなるまで続く。
そしてたいがいは射精をこらえる男の降参で
休止符が現われるのだ。
二人とも息が荒い。
肩が酸素を求めるかのように上下する。
水を求めて粗末な冷蔵庫からボトルをとりだし
口づけを交わしながらごくごくとのみあう。
むき出しの乳房に伝わる水滴ですら
たまらなくいやらしかった。

突然、女の瞳がぎらっと輝く。
「おしっこしたい。」
「見て。」
それだけ言うとベッドから起き上がり
こちらの手をとった。
トイレにいくのかと思ったら浴室だった。
浴室かと思ったら洗面所だった。
大きな鏡の前に精一杯しゃれた造りの
大きめの洗面ボウル。
作りつけのいすを使って洗面台にあがり
こちらを向いて洗面ボウルにまたがる。
シミだらけの赤いTバックは履いたままだ。
ポルノによくある光景だが
生で見ると強烈だった。
性器をむき出しにするより
シミが複雑な模様を描くパンティを
取り去らないのが
いっそう卑猥な構図だった。
「見て。見て。やらしいの見て。」
にらみつけるように
こちらにすえられた瞳の焦点が
突然遠くになる。
「で、でちゃう。」
「おまんこ感じるう。」
シミの前に、黒いシミがほんの少し浮いた。
「出る。」
しばらくとどまっていた
小さなシミが突然広がる。
「う、うわあ。おしっこおお。」
やがて布の目から噴き出すかのように
染み出してくる。
「みて。見て。みてて。」
そして、小さな布では
もはや食い止められずに
ボタボタと流れ出す。
「出てる。出てる。漏らしてる。」
次の瞬間には洗面ボウルからはねかえるほど
じゃあじゃあと流れ出していた。
何かに奪われたかのように
恍惚とした女の表情。
とんでもない露出行為なのに
その柔らかな表情は
あきれるほど美しかった。
じゃあじゃあとしばらく続いていた放尿が
やがてちょちょろとなり
何回かまた勢いを増すが
確実に細ってゆく。
「見られちゃった。恥ずかしい。」
「でも漏らしながら、イっちゃった。」
「クラブで何回かしたけどこんなに見せたの始めて。」
「見てくれた?」
答える変わりに唇を奪い、そのまま抱き上げて
次の舞台、浴室に運ぶ。

硬く、佇立したペニスの先に
濡れたパンティと太ももが
あたるのがひどくいやらしかった。

(続く)




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